Asteroidal occultation Prediction


【注目】2023.12.12 01h08〜26m UT 恒星 :ベテルギウス(α Ori, HIP27989) 0.5等 赤経 05h 55m 10.344s 赤緯 +07°24' 25.65"(J2000) 小惑星:(319)Leona 14.2等 推定直径 61km +/-3km 減光 :約 2.9等 継続時間 最長 11.6秒 掩蔽帯:中央アジア − 南ヨーロッパ − 米国フロリダ 備考 :恒星と小惑星の視直径はほぼ同等と見られ、金環食となる可能性がある。 減光2.9等は、完全な金環食を想定しているが、不確定な要素が大きい。 OCCULTによる予報(計算:早水)update 2022.5.16 The target star data: UBAD, The asteroid data: JPL Horizons 予報図 中央アジア, ヨーロッパ, 米国フロリダ 予報データ 経緯度数値データ 掩蔽帯のグーグルマップ/布陣計画 ヨーロッパ, 米国フロリダ (update 2022.5.16) 中央のラインから、予報中心線(赤),掩蔽帯北限と南限(紺色),予報誤差3σ(緑),配置のための等間隔線(橙) (参考) Edwin Goffin(IOTA/ベルギー)による初期予報
この観測の重要性について オリオン座の一等星ベテルギウスが小惑星に星食されるという、信じがたいほど極めて貴重な現象です。 通常、恒星は理想的な点光源とされ通常は無視できますが、実際には極めて微小ながらも視直径を 持っています。ベテルギウスは、もっとも大きな視直径と持つ恒星であり、このためにこの現象は瞬間的 ではなく緩やかな減光と増光を起こすと考えられます。予報によると、 小惑星の視直径= 46mas ベテルギウスの視直径= 48.1mas [CHARM/CADARS, 51 measures] で、なんと視直径がほぼ同じ、あるいは恒星の方が大きいかもというこれまでの恒星食では有りえなかっ た驚きの現象となり、金環食となる可能性さえもあります。 現在知りうる情報から、完全な金環食となった場合の減光は、小惑星の14等になるのではなく、 2.9等の減光にとどまることを予報しています。ただし、この数値には不確定要素が大きく、まさに観測に よって明らかにされることになるでしょう。 動画による変光曲線が適切な観測によって多数寄せられれば、ベテルギウスの形状に関する情報が 得られるかもしれず、恒星研究の立場からも貴重な現象となります。 ■ 観測の方法 この現象は、一等星が小惑星に隠されるという空前の天文現象を眼にすることができるだけでなく、 恒星研究にとっても千載一遇(いやもっと稀有)のチャンスとなります。 科学研究に資するための観測方法については、恒星研究の専門家から情報を提供いただき次第 このページにて紹介する予定です。
観測に成功されたら...
観測に成功されましたら、早水勉までご報告をお願いいたします。観測されましたデータは、IOTA 他、広く公開され星食の研究に役立てられます。
早水勉への報告先

必要なデータは、以下です
1.観測者氏名および氏名のローマ字表記
2.観測地および観測地の経緯度と標高,測地系
3.観測開始と観測終了の時刻
4.減光が観測されたか? 減光が観測されなくとも重要なデータです。
5.減光がおきた場合の時刻:減光開始の時刻および減光終了の時刻
6.観測機材
7.時刻保持の方法

です。可能な方は、是非ビデオによる観測をお願いいたします。 時刻保時のためには、極力、GPS時計、短波時報(外国)などの正確な時報を用いてください。 固定電話による117時報も 0.03秒程度の信頼性があります。 携帯電話の時報、電波時計、は1秒以下の遅れがありえますので、推奨できません。