また、以下の26地点では通過が観測されました。
八重座明さん(茨城県日立市),細井進さん(埼玉県草加市),相川礼仁さん(埼玉県坂戸市),笹沼範夫さん(東京都豊島区),北崎勝彦さん(東京都武蔵野市),
広瀬敏夫さん(東京都大田区),長瀬雅明さん(神奈川県横浜市),小和田稔さん(静岡県浜松市),渡辺裕之さん(岐阜県垂井町),渡部勇人さん(三重県いなべ市),
貝塚登さん(三重県桑名市),井田三良さん(三重県菰野町へ遠征),伊藤敏彦さん(三重県鈴鹿市),川喜田彰さん(三重県鈴鹿市),石田正行さん(滋賀県守山市),
中川勝弘さん(滋賀県甲賀市),奥田光升さん(三重県津市),土屋智志さん(京都市),磯部健さん(奈良県宇陀市),福山紘基さん(奈良市),
山下勝さん(大阪府池田市),春日将司さん(大阪市豊中市),加瀬部久司さん(兵庫県三田市),浅井晃さん(三重県紀北町へ遠征),福田豪一さん(兵庫県姫路市),
山村秀人さん(三重県紀宝町へ遠征)
たいへん多数の通過の観測が寄せられましたが、これは、四国中国地方を掩蔽帯とするIOTA予報と、関東地方を
掩蔽帯とする LuckyStar予報が公開されていたためです。結果として、ほぼIOTA予報に沿った観測結果となりました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りまして御礼申し上げます。
下図は整約計算の結果です。推定直径 120kmの小惑星に対して、長径146.3km x 短径94.5km 位置角71.7度 の楕円形状が浮かび上がってきました。
さらに、多くの観測結果から、段階的な減光増光が確認されており、対象となった HIP76088 星は、未知の近接した重星であることが明らかになりました。
この結果から得られた重星の情報は、主星8.2等,伴星10.1等,位置角194.1°+/-6.0°,離角7.8mas(=0.0078秒角)+/-0.8mas です。(Dave Herald氏(IOTA)による解析/ 2020.4.28)
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2020.4.28)
Double star solution by Dave Herald(IOTA) (Update 2020.4.28)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。
* はしもとじょーじさんの位置では、伴星のみが食を起こしました。
* 大島修さんの観測は、継続時間のみを採用して整約しています。
* 是政博史さんの観測は、確実な減光が観測されたものの、減光増光の時刻が得られなかったことを示します。
Observed by Takashi Gondou. (2020.4.6 UT)
Observed by Hideki Yoshihara. (2020.4.6 UT)
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