下図は整約計算の結果です。推定直径 80kmの小惑星に対して観測から、長径92.0km x 短径82.8km 位置角323.3度 の楕円形状が浮かび上がってきました。
さらに、減光を観測した4地点の観測結果から、段階的な減光増光が確認されており、対象となった TYC 2257-00583-1 星は、未知の近接した重星であることが明らかになりました。
この結果から得られた重星の情報は、主星11.38等,伴星11.74等,位置角270.1°,離角13.6mas(=0.0136秒角) です。
この解析は、相馬充氏(国立天文台)と早水(佐賀市星空学習館)によります。
Reduced by Tsutomu Hayamizu. (Update 2021.10.22)
Reduced by Dave Herald(IOTA). (Update 2021.10.22)
※ 観測結果は星食のメーリングリスト JOIN に公開されたものです。
渡辺裕之さんの観測から得られたライトカーブ
観測:渡辺裕之さん(岐阜県垂井町)
Observed by Hiroyuki Watanabe. (2021.9.27 UT)
浅井晃さんの観測から得られたライトカーブ
観測:浅井晃さん(三重県いなべ市)
Observed by Akira Asai. (2021.9.27 UT)
渡部勇人さんの観測から得られたライトカーブ
観測:渡部勇人さん(三重県いなべ市)
Observed by Hayato Watanabe. (2021.9.27 UT)
井田三良さんの観測から得られたライトカーブ
観測:井田三良さん(滋賀県東近江市)
Observed by Miyoshi Ida. (2021.9.27 UT)
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