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2022年の主な天文現象



2022年の主な天文現象についてまとめてみました。 天文を題材とした行事予定にお役立ていただくと嬉しく思います。

流星の情報については、「日本流星研究会」内山茂男さん(千葉県柏市)にご教示頂きました。 また、惑星現象については主な部分を 相馬充さん(国立天文台)にご教示いただいております。 星食関連の予報は、比較的充実しております。流星や星食は、アマチュアが天文学に直接かか わることのできる数少ない分野ですので、多くの観測者の得られることを 期待しております。
何かご不明なことや修正すべき点にお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけますと幸いです。
(掲載:2021年5月1日)

過去の主な天文現象 /2021年2020年2019年


  節気・雑節(2022年1月〜2023年3月)
○二十四節気
2022年
 1月 5日 小寒
 1月20日 大寒
 2月 4日 立春
 2月19日 雨水
 3月 5日 啓蟄
 3月21日 春分
 4月 5日 清明
 4月20日 穀雨
 5月 5日 立夏
 5月21日 小満
 6月 6日 芒種
 6月21日 夏至
 7月 7日 小暑
 7月23日 大暑
 8月 7日 立秋
 8月23日 処暑
 9月 8日 白露
 9月23日 秋分
10月 8日 寒露
10月23日 霜降
11月 7日 立冬
11月22日 小雪
12月 7日 大雪
12月22日 冬至

2023年
 1月 6日 小寒
 1月20日 大寒
 2月 4日 立春
 2月19日 雨水
 3月 6日 啓蟄
 3月21日 春分

○雑節
2022年
 1月17日 土用
 2月 3日 節分
 3月16日 社日
 3月18日 彼岸の入り
 4月17日 土用
 5月 2日 八十八夜
 6月11日 入梅
 7月 2日 半夏生
 7月20日 土用
 9月1日 二百十日
 9月20日 彼岸の入り
 9月22日 社日
10月20日 土用

2023年
 1月17日 土用
 2月 3日 節分
 3月18日 彼岸の入り
 3月21日 社日

  惑星の暦 (2022年1月〜2023年3月)
2022年
 1月 7日 水星   東方最大離角
 1月 9日 金星   内合
 1月19日 天王星 留
 1月23日 水星   内合
 2月 5日 土星   合
 2月13日 金星   最大光度(-4.6等)
 2月17日 水星   西方最大離角
 3月 5日 木星   合
 3月13日 海王星 合
 3月20日 金星   西方最大離角
 4月 3日 水星   外合
 4月29日 水星   東方最大離角
 5月 5日 天王星 合
 5月22日 水星   内合
 6月 5日 土星   留
 6月16日 水星   西方最大離角
 6月29日 海王星 留
 7月17日 水星   外合
 7月29日 木星   留
 8月15日 土星   衝
 8月25日 天王星 留
 8月28日 水星   東方最大離角
 9月17日 海王星 衝
 9月23日 水星   内合
 9月27日 木星   衝
10月 9日 水星   西方最大離角
10月23日 金星   外合
10月23日 土星   留
10月30日 火星   留
11月 9日 水星   外合
11月 9日 天王星 衝
11月24日 木星   留
12月 1日 火星最接近 (8145.2万km)
12月 4日 海王星 留
12月 8日 火星   衝
12月22日 水星   東方最大離角

2023年
 1月 7日 水星   内合
 1月12日 火星   留
 1月23日 天王星 留
 1月30日 水星   西方最大離角
 2月16日 土星   合
 3月15日 海王星 合
 3月17日 水星   外合

  月の暦 (2022年1月〜2023年3月)
  新月      上弦      満月      下弦
2022年
1月 3日   1月10日   1月18日   1月25日
2月 1日   2月 8日   2月17日   2月24日
3月 3日   3月10日   3月18日   3月25日
4月 1日   4月 9日   4月17日   4月23日
5月 1日   5月 9日   5月16日   5月23日
5月30日   6月 7日   6月14日   6月21日
6月29日   7月 7日   7月14日   7月20日
7月29日   8月 5日   8月12日   8月19日
8月27日   9月 4日   9月10日   9月18日
9月26日  10月 3日  10月10日  10月18日
10月25日  11月 1日  11月 8日  11月16日
11月24日  11月30日  12月 8日  12月16日
12月23日  12月30日

2023年
                     1月 7日   1月15日
 1月22日  1月29日  2月 6日  2月14日
 2月20日  2月27日  3月 7日  3月15日
 3月22日  3月29日

  主な天文現象 (2022年1月〜2023年3月)

2022年
○ 1月4日未明 しぶんぎ座流星群極大。 
3大流星群の1つであるが、年によって見え方が大きく変わる流星群。放射点が高くなる夜明け前
に多くの流星が見られるが、2022年は極大が日本時刻の4日6時頃と予想され、月明かりが全くない
ので、ほぼ最高の条件と言える。

○ 3月20日 金星が西方最大離角 
2022年の金星は2月13日に最大光度、3月20日には西方最大離角を迎え、明けの明星として圧倒的
な輝きを放ち観察の最好期となる。 

○ 4月惑星の接近ラッシュ 
3月末から5月中旬に明け方の東天で金星・火星・木星・土星・海王星 が大集合する。これほど
多くの惑星が集合することは非常にまれで、この4月がその中心となる。 

○ 5月1日 金星と木星の接近 
明け方の空で金星と木星と超大接近を起こす。最接近(離角13.8’)となる5時54分は、すでに
日出後となるが、日本では望遠鏡の視野の中で観察できる。 

○ 7月21深夜〜 火星食 
下弦過ぎの月が、月出の頃に火星を星食する現象が九州沖縄を除く全国で見られる。東北・北海道
では、潜入から出現の全過程が観察できる。日本で夜間に見られる火星食は24年ぶり。 

○ 11月上旬おうし座流星群 
今年のおうし座流星群(南群)は、流星物質の多い領域が地球に突入する見込みで、例年より活発な
出現が期待できる。この流星群は火球クラスの大流星が多い。10月下旬から11月上旬は注目。

○ 11月8日 皆既月食 
8日 宵から深夜にかけて皆既月食が見られる。本年注目の天文イベント。全国で月出の直後から
部分月食が始まり、全過程の終了まで観察することができる好条件。各地で観察会も実施されるだろう。 
(月食予報) 
部分食の開始 18h08m50s
皆既の開始   19h16m14s
月食の最大   19h59m13s   食分 1.361 
皆既の終了   20h41m53s
部分食の終了 21h49m25s

○ 11月8日 皆既月食中の天王星食 
この月食の真っ最中に、天王星が月に食されるという極めてレアな「皆既月食中の天王星食」が起こる。
東日本では、皆既の終了の頃に潜入となる。  

○ 12月1日 火星が最接近 
火星が2年2ヶ月ぶりに地球に接近する。今年はやや距離が遠くなる中接近となる。火星はこの頃を中心
に観察の最好期を迎える。どの1等星よりも明るく赤く輝く。  

○ 12月14/15日 ふたご座流星群極大。 
年間最大の出現をほぼ一晩中見せる流星群。今年の極大は14日20時頃で、14/15日には一晩中活発で、
明るい流星も豊富な出現が見られるであろう。下弦前の月明かりが邪魔をするが、それでも50個/時
程度の流星を楽しめそうだ。

2023年
○ 1月23日金星と土星が接近
22日〜23日日没後の西の低空で、金星と土星が接近する。全地球的な最接近は 23日07時12分頃で
離角20.4’まで接近する。

○ 3月 2日 金星と木星が接近
2日 日没後の低空で、金星と木星が接近する。全地球的な最接近は 2日14時06分頃で離角28.9’
まで接近する。

○ 3月24日 金星食
月齢2.8の細い月が、西の低空で金星食を起こす。九州南部から南西諸島で暗縁からの潜入が見られる。
暗縁潜入/ 福岡:食なし,鹿児島: 21h10m(継続時間83sec),那覇:20h57m(継続時間33sec) 
明縁出現/ 福岡:食なし,鹿児島:月没後,那覇:月没後


  主な流星群 (2022年1月〜12月)
1月4日未明 しぶんぎ座流星群極大。 
3大流星群の1つであるが、活発な出現は長く続かないので、年によって見え方が大きく変わる流星群。
放射点が高くなる夜明け前に多くの流星が見られるが、2022年は極大が日本時刻の4日6時頃と予想される
うえに、月明かりが全くないので、しぶんぎ群としてはほぼ最高の条件と言える。ただし、この流星群は、
極大時刻も出現数も年により明らかに変動するので、かなり活発な出現となるか、それなりの出現となる
かは、見てみないとわからない。なお、極大の前後の夜では2個/時程度まで減ってしまう。 

4月22/23日  こと座流星群極大。 
夜明け前に向けて放射点が高くなるとともに流星が増加する。今年のピークは日本時刻の23日1時前後で
ほぼ極大の様子が見られるであろう。ただ、下弦直前の月が邪魔をするので23日未明に6〜7個/時程度の
出現だろうか。1日ずれると1/3程度になる。この群は過去に何度も100個/時以上の突発出現をしている。
次のダストトレイルとの接近は2040, 2041年と計算されている。 

5月 7日頃  みずがめ座η流星群極大。 
ハレー彗星を母天体とする流星群で、薄明開始直前に高速で長経路の印象的な流星が見られる。ただし、
日本では放射点が高くなる前に薄明となるため、出現は1時間余りしか見られない。今年の極大頃は明け方
に月明かりがなく、10個/時あまりの出現が期待できる。極大日から2日程度ずれても出現数はあまり
変わらないので、天候が良い日に楽しみたい。 

8月13日 ペルセウス座流星群極大。 
夏といえばペルセ群といえるほど有名で、多くの流星を出現させる流星群。流星は高速で、明るいものも
比較的多く、痕を残すものも多いので写真写りもよい。ただ残念なことに、極大期に満月が夜空を明るく
照らし、観測条件は最悪である。さらに今年のピーク時刻は昼間の11時頃になる。13日未明に20個/時、
14日未明に15個/時程度の流星を見られるだろうか。 

10月21〜24日 オリオン座流星群極大。 
ハレー彗星を母天体とする流星群で、高速で印象的な流星が見られる。また、この頃はおうし座流星群の
流星も少ないながら見られ、ゆっくり流れるおうし群との対比が面白い。夜半から夜明け前にかけて放射点
が高くなり、流星数も増えていく。極大から2日程度ずれても出現数はそれほど減らない。今年は月明かり
がほとんどなく、観測条件は良好で、10〜15個/時程度の流星が期待できる。 

11月上旬 おうし座流星群極大。 
おうし座流星群は南群と北群に分けられ、南群が11月2日頃、北群が11月12日頃に極大となる。南群には木星
との力学的な共鳴による流星物質の多い領域(スウォーム)があるのだが、今年はここに地球が突入する
見込みで、例年より活発な10個/時近い出現が期待できる。また、このスウォームによる活動の際には火球
が多いという特徴もあり、前回スウォームに突入した2015年にも火球の写真が多数撮影されている。
10月下旬から11月上旬はぜひ注目してほしい。 

11月18日頃 しし座流星群極大。 
主要流星群の中では最も速く流れる流星群で、ゆっくり流れる おうし群との対比も面白い。放射点が上がって
くる夜半後に群流星が見られる。また、極大付近の2〜3日間は出現数もあまり変わらない。5〜10個/時くら
いの流星が見られるであろう。今年は下弦過ぎの月がしし座近くにあるが、下弦を過ぎると月明かりも
それほどでなくなる。また、流星は全天に流れるが、放射点から離れた方向では経路が長くなり見栄えがする
ので、月と反対側の空を見るのがよいだろう。 

12月14/15日 ふたご座流星群極大。 
年間最大の出現をほぼ一晩中見せる流星群。今年の極大は14日20時頃であるが、この流星群には明るい流星
のピークはやや遅れるという特徴がある。このため、14/15日には一晩中活発で、明るい流星も豊富な出現が
見られるであろう。下弦前の月明かりが邪魔をするのが残念だが、それでも50個/時程度の流星を楽しめそうだ。
月明かりを利用し、地上の景色を入れて写真を狙うのもおもしろいかもしれない。なお、極大前夜の13/14日
にはこの半分程度の出現があるが、極大後の15/16日には4分の1以下に減ってしまうだろう。 

12月22/23日 こぐま座流星群極大。 
 放射点がこぐま座にあり、24時間沈まないため、一晩中観測できる流星群。ただし、放射点高度は明け方の
方が高くなる。今年は極大が23日未明と予想され、月明かりも全くない好条件。この群は、ときどき活発に
出現することあり、最近では2011年と2017年には平年の2〜3倍の出現が見られている。活発な出現は数時間で、
通常極大から数時間ずれることも多い。やや早めに活発な出現があったらいいなと期待しながら観測したい。
なお、この流星群は1日ずれると流星数がかなり少なくなる。

※ 出現数は人工光害のほとんどないところでの大体の値です。月明かりを考慮して推測しています。 
※ 流星群のピーク時刻は全地球的なものです。実際には観測地の放射点の高度が重要です。 
※ 「12/13日」は「12日から13日にかけての夜」を意味します。

  主な彗星(2022年1月〜12月)
(2022年に顕著な周期彗星は見当たらない)

  主な星食 (2022年1月〜2023年3月)
2022年
2月17日 ηLeo(mag3.5)食  満月 
明縁潜入/ 鹿児島:食なし,那覇:02h29m 
暗縁出現/ 鹿児島:食なし,那覇:03h17m 

3月22日 αLib(mag2.8)食 双眼鏡的な重星
主星2.7等,伴星5.2等,離角231”
てんびん座α星伴星(5.2等) 
明縁潜入/ 大阪:食なし,福岡:01h47m49s,鹿児島:01h45m14s,那覇:01h34m31s 
暗縁出現/ 大阪:食なし,福岡:02h31m16s,鹿児島:02h36m41s,那覇:02h46m20s 
てんびん座α星主星(2.8等) 
明縁潜入/ 大阪:接食,福岡:01h54m58s,鹿児島:01h52m53s,那覇:01h43m03s 
暗縁出現/ 大阪:接食,福岡:02h42m40s,鹿児島:02h47m46s,那覇:02h56m38s 

4月15日 ポリマ γVir(mag2.8)食 実視連星
暗縁潜入 
        伴星(3.53等)  主星(3.48等) 
札幌  :23h18m28s      23h18m33s 
東京  :23h28m22s      23h28m29s 
大阪  :23h26m18s      23h26m27s 
福岡  :23h26m02s      23h26m13s 
那覇  :食なし          食なし 
  
明縁出現 
        伴星(3.53等)  主星(3.48等) 
札幌  :24h32m50s      24h32m55s 
東京  :24h41m16s      24h41m19s 
大阪  :24h34m24s      24h34m26s 
福岡  :24h22m30s      24h22m30s 
那覇  :食なし          食なし 

5月15日 αLib(mag2.8)食 双眼鏡的な重星
てんびん座α星伴星(5.2等) 
暗縁潜入/ 札幌:19h22m12s,東京:19h08m57s,大阪:19h05m17s,福岡:19h02m43s, 
那覇:19h04m54s 
明縁出現/ 札幌:19h58m32s,東京:20h07m21s,大阪:20h05m49s,福岡:20h03m05s, 
那覇:19h59m18s 
てんびん座α星主星(2.8等) 
暗縁潜入/ 札幌:19h27m25s,東京:19h15m29s,大阪:19h11m54s,福岡:19h09m24s, 
那覇:19h12m23s 
明縁出現/ 札幌:20h07m56s,東京:20h15m36s,大阪:20h13m38s,福岡:20h10m24s, 
那覇:20h05m47s 

5月17日 δSco(mag2.3)食 
明縁潜入/ 札幌:01h10m,東京:01h16m,大阪:01h11m,福岡:01h06m,那覇:01h24m 
暗縁出現/ 札幌:02h20m,東京:02h23m,大阪:02h16m,福岡:02h05m,那覇:01h50m 

5月27日 金星食  日中 
明縁潜入/ 鹿児島:食なし,那覇:13h10m(継続時間58sec) 
暗縁出現/ 鹿児島:食なし,那覇:14h10m(継続時間52sec) 

7月10日 δSco(mag2.3)食 
暗縁潜入/ 札幌:22h07m,東京:22h13m,大阪:22h06m,福岡:21h57m,那覇:22h03m 
明縁出現/ 札幌:23h21m,東京:23h28m,大阪:23h23m,福岡:23h15m,那覇:23h14m 

7月21日 火星食  関東以西は月出帯食 
明縁潜入/ 札幌:23h43m,仙台:23h38m,東京:地平下,大阪:地平下,福岡:地平下 
暗縁出現/ 札幌:24h32m,仙台:24h21m,東京:24h16m,大阪:24h15m,福岡:地平下 

11月8日 天王星食  皆既月食中 
潜入/ 札幌:20h49m, 東京:20h41m, 大阪:20h31m, 福岡:20h22m, 那覇:20h13m 
出現/ 札幌:21h47m, 東京:21h23m, 大阪:21h20m, 福岡:21h17m, 那覇:20h54m 

11月17日 ηLeo(mag3.5)食 
明縁潜入/ 札幌:05h44m, 東京:05h40m, 大阪:05h32m, 福岡:05h23m, 那覇:05h35m 
暗縁出現/ 札幌:06h48m, 東京:07h07m, 大阪:07h02m, 福岡:06h54m, 那覇:06h53m 

2023年
3月24日 金星食 
暗縁潜入/ 福岡:食なし,鹿児島: 21h10m(継続時間83sec),那覇:20h57m(継続時間33sec) 
明縁出現/ 福岡:食なし,鹿児島:月没後,那覇:月没後

  小惑星による恒星の食 2022年 好条件のリスト
M  D  h  m  Name            Dia(km) dur(s) dmag star              mag
01 04 20 49 (1268)Libya        97.5    7.1  4.2 TYC 1907-00702-1  10.0 好条件,Hilda群
01 18 30 44 (886)Washingtonia  93.3    6.3  5.7 TYC 4976-01022-1   9.8 好条件,薄明
01 24 29 29 (2356)Hirons       49.2    5.0  5.9 TYC 4899-01376-1   9.8 好条件,低空
01 26 17 52 (1030)Vitja        65.5    5.5  4.6 TYC 0152-00456-1  10.4 好条件
01 27 26 46 (138)Tolosa        47.5    4.6  4.2 HIP 32194          8.9 絶好
 
02 01 27 45 (284)Amalia        55.1    4.4  4.3 TYC 0770-01942-1  10.2 好条件,低空
02 22 22 41 (423)Diotima      217.0   16.4  3.4 HIP 53851          8.5 絶好
02 26 23 03 (499)Venusia       86.0   12.3  5.0 TYC 1380-01013-1   9.8 好条件,Hilda群
03 14 27 05 (1258)Sicilia      47.5    3.1 12.3 FK6 646 = 45Oph    4.1 絶好,低空
03 20 28 44 (156)Xanthippe    126.0   42.5  2.7 TYC 6765-00857-1   9.3 好条件,低空
 
03 24 19 53 (284)Amalia        55.1    6.8  6.7 HIP 33944          8.7 絶好
04 13 19 09 (2826)Ahti         41.0    1.6 14.6 HIP 28380 = θAur  2.6 絶好,薄明
04 26 28 01 (447)Valentine     82.0    4.6  6.2 HIP 102310         8.4 絶好
05 08 20 40 (67)Asia           60.0    3.2  3.6 TYC 0809-00930-1  10.2 好条件
05 10 23 03 (581)Tauntonia     67.1    4.0  5.2 TYC 2504-00166-1  10.0 好条件
 
05 12 21 38 (104)Klymene      127.0   16.0  4.1 TYC 4952-00867-1   9.6 好条件
06 10 25 14 (492)Gismonda      54.0    4.5  4.3 TYC 6796-00846-1   9.8 好条件
07 07 23 58 (882)Swetlana      48.8    3.8  4.4 TYC 6275-00376-1  10.4 好条件
10 08 20 26 (258)Tyche         67.7    3.4  4.0 TYC 5126-02001-1   8.9 絶好
10 15 18 22 (81)Terpsichore   124.0    4.3  5.4 TYC 7375-00008-1   9.2 好条件,低空
 
10 24 21 07 (358)Apollonia     91.8    7.3  5.9 TYC 6330-00638-1   8.5 絶好,低空
11 07 19 28 (694)Ekard         92.7    3.3  3.5 HIP 99217          9.5 好条件
12 04 27 53 (2120)Tyumenia     43.0    3.4  5.6 TYC 0166-02156-1  10.2 好条件
12 13 24 38 (224)Oceana        79.8    6.8  2.5 TYC 2426-00749-1  10.3 好条件
12 17 27 00 (904)Rockefellia   62.5    5.4  6.2 HIP 25340          7.7 絶好

   日付時刻: JST
   Dia(Km) : 小惑星の直径(Km)
   dur     : 継続時間(sec)
   dmag    : 減光等級

  変光星ミラの極大
2022年7月27日頃
 
  最遠と最近の満月
2022年
最遠  1月18日 08h48m 地心距離 40.102万km, 視直径 29.8'
最近  7月14日 03h38m 地心距離 35.742万km, 視直径 33.4' = スーパームーン
 
  月面X
上弦の頃に、明縁と暗縁の境界のクレーター(ブランキヌス,ラカイユ,プールバッハ 付近)
で「X」 の文字が浮かび上がることがあり、愛好家の間で「月面X」と呼ばれ近年人気があります。
掲載する日時はおよその中心時刻で、その前後1時間程度で観察できます。

2022年
 3月10日  16時45分頃 	日没の頃(東京の日没17時44分) 
 5月 8日  19時10分頃 		好条件 
 7月 6日  18時40分頃 		日没の頃(東京の日没19時01分) 
 9月 3日  17時15分頃 		日没の頃(東京の日没18時06分) 
11月 1日  17時20分頃 		日没の頃(東京の日没16時46分) 
12月30日  20時30分頃 	好条件 
2023年
日本で夜間に見られる月面Xは起こらない



※ 出典,参考文献 日食と月食データブック 誠文堂新光社 Occultations by major and minor planets 2022 (Edwin Goffin) OCCULT Ver4.12.3.1 (David Herald) IAU Minor Planet Center ウエブサイト Comet Prospects for 2022 (Jonathan Shanklin) 国立天文台暦象年表 ウエブサイト 協力: 内山茂男様 (日本流星研究会) 相馬充様(国立天文台)

更新履歴
2021. 5. 1/ 初版掲載


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