星食とは、月や小惑星などの移動する天体が、背景にある別の恒星や惑星を隠す現象です。星食を観測することで、天体の正確な位置や、場合によっては形状まで測定することができます。星食の観測には、正確な時報さえ得られれば、比較的小口径の望遠鏡でも可能ですので、アマチュアが天文研究に寄与することのできる観測分野です。
星食は、観察の対象としても、宇宙の息吹を感じることのできる天文現象です。広義では、日食や月食も星食の一形態ということができます。
2024.12.8 土星食予報(掲載:2024/11/10)
小惑星による恒星食の予報 Prediction of Asteroidal occultation
2024年 小惑星による恒星食の予報 一覧(千葉工業大学のサイトへ) (掲載:2023/3/4)
過去(2022〜2023年)の 小惑星による恒星食の予報 一覧
2024.11.16UT 小惑星(3200)Phaethon による 12等星食の予報 (掲載:2024/9/16)
DESTINY+ミッション(JAXA,千葉工業大学)の対象天体です。観測キャンペーンを行います。
2023.12.12 小惑星(319)Leona による ベテルギウス食の予報 (更新:2023/11/28)
小惑星の軌道要素をJPLの最新要素(#59)と輝星の精密星表UBAD(USNO Bright-Star Astrometric Database)を採用して改良しました。また、予報の Google Map を掲載しました。
小惑星(3200)Phaethon による恒星食予報/2020年〜2030年 (更新:2022/11/14)
(3200)Phaethon は、JAXA と 千葉工業大学によるフライバイミッション DESTINY+ の目標天体です。
小惑星による恒星食・観測,解析マニュアル Occultation Observation Manual
小惑星による恒星食は、瞬間的に恒星が消失するダイナミックな変化が魅力で、動画による撮影が推奨されます。
科学的な価値を有する観測を目的とする場合、恒星の消失と復光の瞬間の時刻を測定してください。
現在、星食観測者の間でよく使われている、アナログビデオカメラ(WATEC社など)とデジタルCMOSモジュール(ZWO社など)
を使用した観測方法を簡潔にまとめたマニュアルです。(掲載:2022/3/3)
簡易観測マニュアル(日本語)
簡易観測マニュアル(英語)/英訳 吉田二美(産業医科大学・千葉工業大学)
小惑星による恒星食の解析マニュアル(Limovie) 日本天文同好会のサイトへリンク
※ HAL星研では星食動画の解析は行っていません。
小惑星による恒星食の観測結果 Results of Asterodal occ observation
これまでに日本で観測に成功した、小惑星による恒星食の成果を掲載しています。
観測成果の一覧/2018年4月以降 (更新:2023/5/28)
2022年10月19日20日27日 DRATミッション対象天体小惑星Didymos による恒星食の観測成果 (掲載:2022/11/15)
2022年10月21日 活動的小惑星(3200)Phaethon による恒星食の成果 (掲載:2022/11/9)
2021年10月4日 活動的小惑星(3200)Phaethon による恒星食の成果 (掲載:2021/11/11)
観測成果の一覧/2018年4月以前 (せんだい宇宙館のページにリンク)
Results of Asteroidal occultation (update:2024/1/8)
OCCULT4準拠/小惑星による恒星食観測の報告方法 (update:2023/1/26)
2024年の主な天文現象 の一覧 (掲載:2023/4/1)
2023年の主な天文現象 の一覧 (掲載:2022/4/1)
天文を題材とした行事予定にお役立ていただくと嬉しく思います。資料提供:内山茂男様 (日本流星研究会),相馬充様
(国立天文台)
2022年/ 2021年/ 2020年/ 2019年
星空はいつ見ても不変のもののように感じています。しかし実際には、さまざ まな要因で星空は変化しています。その変化はあまりにも小さく、普段は全く無 視できるほどのものですが、数万年もの時間が経てば、この星空と言えども星座 を見まがうほどの変化をするのです。
固有運動 Proper motion
固有運動とは、ひとつひとつの恒星の持つ固有の運動です。この固有運動により、長い年月のうちには星座の形も 変わってしまいます。
歳 差 Precession
歳差運動は地球の地軸がコマのように首を振る運動です。 この運動のために、天の北極や春分点が、 ゆっくりと移り変わっていることは良く知られています。 歳差運動は地球の姿勢の問題であるので、単なる座標系の変動であります。
天体観測向け,展示物に,遊べて学べる,HAL星研オリジナルの各種電子回路です。利用は自由ですが、自己責任にてお願いします。(赤道儀,経緯台の汎用自動化システム ZEUSプロジェクトについては "こちら" )
小 項 目
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◆ お問い合わせは、早水勉/
までお願いします。